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2013年 08月 07日
シュタイナー教育ってどういうんだろうって思って、本を読みあさっていたとき、おすすめ作家として紹介されていたスウェーデンの絵本作家、エルサ・ベスコフによる絵本。 主人公のアニカは、「ひとりで ふくを きられるし、ボタンもとめられます。かおを あらえるし、かみのけも とかせます。おさらを はこんだり、おそうじをして てつだうことも できます」というおりこうな女の子。 2歳児の親からしてみると、おりこうすぎてまぶしいくらいの存在です。 そのうえ牧場(まきば)では、お母さんが牛の乳搾りをするときに、こえだでハエを追い払ったりもするのです。 なんと、おりこうなアニカ! こんなアニカが、柵の壊れた牧場から、めうしのマイロスが逃げ出さないように見張りに行くというお手伝いをすることになります。 そして、小人さんと取引(?)をしたりしながら、最終的にはマイロスの柵も直し、バケツいっぱいの木いちごを持って家に帰ってくるというお話です。 おもしろいのは、ちょっとした悪者として登場する、ほらふきウッレという少年の存在です。 ほらふきウッレは、牛のマイロスよりも大きな魚をつりに行くから一緒に来なよ、とアニカを悪の道(お手伝いそっちのけで遊びに行ってしまうようなこと)へ誘おうとするのですが、そこはおりこうなアニカ。 「そんなのいらないわ」ときっぱりと断ります。 そして、アニカがバケツいっぱいの木いちごを持って帰る一方で、ウッレは小さい魚一匹だけをぶらさげて帰ってくるのです。 まるで、正直じいさんと欲張りじいさんの対比のようですが、勧善懲悪とはならず、最終的にはウッレの家のうさぎを見に行って、ふたりが一緒に遊ぶという、清濁併せ呑むがごときシーンで終わります。 この本を買ったのは、2歳4か月のときですが、娘は大喜びで、寝る前なのに5回も6回も読まされてへとへとになりました。 ほぼA4サイズの片ページに文字がびっしりの本を5回読むのはつらいです…。 「おさらを はこんだり、おそうじをして てつだうことも できます」のあとに、「よるになったら、ベッドに入って すぐにねます」とつけ加えたのは言うまでもありません。 それにしても子供ってすごいですね。 「どうして、クローバーを たべちゃ いけないの」「あれは、グフタフソンさんのクローバーなのよ。それに、たべすぎて びょうきになったら かわいそうだし……」 なんて長いセリフもあっという間に憶えて暗唱しています。 おりこうなアニカ (世界傑作絵本シリーズ・スウェーデンの絵本)
by ehonblog
| 2013-08-07 12:04
| 2歳7か月以前~
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