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2014年 07月 12日
最近の悩みは、「ごはん、何食べる?」と聞くと、娘が「グミとラムネ!」と言うこと。さらにジュースを飲みたがる。そんなに甘いものばかり、よく食べたいよなあ、と辛党のわたしはゲンナリし、合間に柿のタネでも挿んでみてはいかがか?と提案したくなったりもするのですが。 そんな子供に関する悩みについての一冊、『Keep Your Mouth Closed, Dear』。口を開けば近くにある物をなんでも飲み込んでしまうワニのお話です。飲み込む物とは、木製のスプーンに始まり、ベビーパウダー、お父さんの目覚まし時計などなど。ベビーパウダーを飲み込んだら咳のたびに粉が撒い散るし、目覚まし時計がなくなってお父さんは毎朝遅刻。帽子も飲み込まれたので、お父さんは風邪をひいてしまいます。チャールズのお腹は、飲み込んだ物でパンパン。食欲もありません。お母さんはチャールズの口にファスナーをつけたり、靴下を穿かせたりしますが、いい解決策とはなりませんでした。ファスナーにいたっては、お母さんが取り外してあげたとたんに飲み込んでしまったりして。そして、ある日…。 このお話、『Angelina Ballerina』と似ています。アンジェリーナの困った行動に、お父さんとお母さんが頭を突き合わせて相談するところなどそっくり。各家庭では、夜な夜な、子供に関する話し合いが行われているかと思うと、自分の悩みなど小さなもののような気がして(実際小さい)心強い限りです。 しかし、アンジェリーナが「常に踊っている」という「問題行動」を「バレリーナになる」というプラスに昇華したのに対し、本書のチャールズはお腹の中の物を、偶然飲み込んだ掃除機のホースが吸い出してくれるというもの。お父さんの帽子も、木製のスプーンも、目覚まし時計もみんな吸い出されて、めでたしめでたしとなるわけです。 つまりは、今後は口を閉じるように気を付けるものの、掃除機さえあれば、なにを飲み込んでも大丈夫ですよ、チャールズ。というお話になっていることになります。掃除機という解決策を見つけたため、なんでも飲み込んでしまうチャールズの「問題行動」は問題行動のまま。チャールズはチャールズのまま。問題行動を抑制する(問題が発生したら掃除機で吸い込む)しか問題を解決する方法はないのです。問題行動を突き詰めた挙句に自己実現に逆転するという、『Angerina Ballerina』に見られる、バカと天才は紙一重的展開はここには見られません。が、だからといって、本書のおもしろさをなんら損なうものではありませんし、問題行動(欠点)を抱えたまま生きてゆくのが実人生でもあります。ただ、なんでも飲み込んじゃうことが特技になるとしたらなんだろうと、考えがあらぬ方へ傾いてゆくのは、ええ、わたしの勝手。 娘がグミやラムネが好きなのは、円くて小さいものが好きだからで、ブルーベリーもそうですが、M&M’sやお菓子の世界は円くて小さいものだらけ。特に日本のスーパーは種類が多い…。本当~に困っています。どなたか、スーパーの棚から円くて小さいお菓子を一掃してくれませんかね。しかし、そんなこと誰もしてくれるはずもなく、買い物のたびに、グミとラムネを持ってきて、なだめすかしてひとつにさせたり、がまんさせたり、抱きかかえて帰ったりするのにももう飽きた!スーパーに何が売っていようと娘の関心はグミとラムネにしかなく、スーパーのことは「グミ屋さん」と呼んでいます。 ならば、娘はグミ屋になるしかないな。各社グミの味、色、形、サイズ、噛み心地、香り、感触、グミの表面のコーティング(砂糖なのか、酸っぱ成分なのか)などなどを研究し、もっともおいしいグミを探し、しかし、それに飽き足らず、世界一おいしいグミを求めて世界中を旅し、その頃には自分のグミを食べる舌が肥えすぎていて、どのグミを食べてもおいしく感じられず、こうなったらもう自分で作るしかないと最強のグミを作るために日夜研究を重ね、グミのことを知れば知るほど、グミが遠ざかるような気がし、最終的に理想のグミはおろか一粒の平凡なグミさえも出来上がらないまま人生を終えることになったとしても、母はそんなあなたを誇りに思います。…って、なんの話だっけ。 写真は、研究中のグミ。そして、引っ越し祝いのシャンパン。シドニー最後の夜も、ウィークリーマンション最終日も、新居への入居日も、ずっとシャンパンを開ける気分でもなく、やっと今週、引っ越しのダンボールもなくなったので、乾杯しました。長かった…。 Keep Your Mouth Closed Dear ☆ランキングに参加しました!☆ どちらかひとつ↓クリックしていただけますと励みになります。 にほんブログ村 にほんブログ村
by ehonblog
| 2014-07-12 00:15
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