カテゴリ
全体 6歳 5歳 4歳 3歳11か月 3歳10か月 3歳9か月 3歳8か月 3歳7か月 3歳6か月 3歳4か月 3歳5か月 3年生 3歳3か月 3歳2か月 3歳1か月 3歳0か月 2歳11か月 2歳10か月 2歳9か月 2歳8か月 2歳7か月 2歳7か月以前~ 英語の本 はじめて読んだ絵本 育児書 手作り絵本 花と器 はじめまして その他 1年生 ピアノ 2年生 毎日のごはん タグ
福音館書店(39)
対象年齢:4歳~(30) 対象年齢:3歳~(25) 好学社(8) レオ=レオニ(8) なかがわ えりこ(5) 偕成社(5) 対象年齢:2歳~(4) 講談社(4) バーバパパ(4) せな けいこ(3) 五味 太郎(3) 瀬田 貞二(3) エルサ・ベスコフ(2) 岸田衿子(2) 岩崎書店(2) 松谷 みよ子(2) 対象年齢:5歳~(2) 童心社(2) あかね書房(2) 最新の記事
以前の記事
記事ランキング
外部リンク
その他のジャンル
ブログパーツ
ブログジャンル
画像一覧
|
2015年 12月 25日
痩せて、小さくて、ひとりぼっちの黒猫ミャーが、クリスマスの日にサンタと出会うお話。会う人、会う猫、みんなに追い払われたミャーが、偶然逃げこんだのはプレゼントの入ったサンタの袋だった。 袋から顔を出したミャーを、「おまえは どこから きたの? かみさまが サンタに くださった プレゼントかな?」とサンタは家に連れ帰ってくれて、めでたしめでたしとなるわけだが、なんと、サンタは家では赤い服は脱いでいる。 家でくつろいでいるサンタはベストにスリッパ姿。ひざ掛けをして暖炉にあたる、普通の寒がり爺さんである。サンタとは、人格ではなく職業だったらしい。赤い服は制服だったらしい。であるならば、サンタだって、プレゼントをあげるばかりじゃなくて、たまには欲しいはずである。 もらう側ともらわれる側、どちらも幸せになる、まれにみるWinWinのお話…とまとめては、だいなしなんであって、孤独なものに出会いが訪れる物語には、常に希望と新たな生活がある。 『すてられたいぬ』(カーチア ゲーアマン)でも、捨てられた犬が出会うのは船乗りだったが、そこにも希望と新たな生活があった。そして見逃せないのは、船乗りもまたひとりぼっちで旅の友を求めていたということだ。 孤独なもの、虐げられたものは常に誰かに救われるだけの弱い存在なのではなく、また別の誰かの孤独をいやすことのできる存在、唯一無二の存在になりうるのだということを、さりげなく教えてくれる二冊。二冊まとめてどうぞ。 さて、先ほど、娘の枕元にプレゼントを置いて来た。サンタを見てやろうなどという気概のない娘は爆睡で、枕元に置くのもたやすい。明日の朝が楽しみである。が、この本を読んで、もう数年間プレゼントをもらっていないことに気づいてしまった…。最後にもらったのはいつだ。ま、別に欲しいものもないし、そういえば夫にもあげてなかった。 数日前、夫に「クリスマスどうする? ローストチキンももう飽きたよね~」と言うと、よくぞ言ってくれたとばかりにニヤニヤしていた。飽きていると言い出せなかったようである…。それで今年は、野菜中心の前菜とスズキにしようと思っていたが、満腹でスズキまで辿りつけなかった。クリスマスはごちそうを食べるよりむしろ、断食道場に行ってみたい。 クリスマスのごちそうにもクリスマスプレゼントにも飽きている親では娘がかわいそうかもしれないから、一応、クリスマスらしくはしてみる。 写真は、ブッシュドノエルの変化球ケーキと、クリスマスのカンパン。リースはサンキライ。 ひとりぼっちのミャー クリスマスのよるに すてられたいぬ (世界の絵本)
by ehonblog
| 2015-12-25 02:33
| 5歳
|
ファン申請 |
||